柘植久慶氏 (作家・ジャーナリスト)
肉体に悪影響を及ぼす無理な断食は問題が多いが、蒼玄の「食養ファスティング(半断食)」は非常に理に叶っている。また温浴発汗法(半身浴)は、私も日常やってきており、理想的な健康法として強くお奨めしたいです。
船瀬俊介氏 (地球環境問題評論家)
「空腹を楽しむ」腹六分で今日も快調!
「三食のうち二食は自分のため、他の一食は医師のため・・・・」ドイツの古くからの諺です。過食は万病のもとです。私のモットーは腹六分主義。一日ほぼ一食で十分。体はすこぶる快調です。
かつて蒼玄さんで一週間の食養ファスティング(半断食)を体験させていただきました。あのときの身体の軽さ!その壮快な体験が、私のその後の食スタイルの原点になっています。
「空腹を楽しめ!」私のヨガの恩師、沖正弘導師のお言葉です。
「食べる工夫より、食べない工夫をしろ」。この教えは、生命にとって永遠の命題かもしれません。
「空腹」こそが、全身、約60兆の細胞に活性、つまり「生命エネルギー」を与えるのです。
「腹八部で医者いらず」これは東洋古来からの教えですが、さらに「腹六分で老いを忘れる」「腹四分で仏に近づく」・・・と続きます。
米コーネル大学のクライド・J・マッケイ博士の実験によれば腹六分ネズミは、腹いっぱい食べたネズミ郡より二倍以上も!生きています。
「腹七分のサルは十五年間観察した結果、死亡率は腹いっぱいサル郡の二分の一だった。」これは米国立衛生研究所、マーク・レイン博士らの報告です。
カルフォルニア大の実験では「小食はDNA(遺伝子)も若返らせる」ことも証明されています。
さらに少食は「老化遺伝子を抑制する」のです。安保徹教授(新潟大学医学部)は「ほとんど食べないで生きる人は、体内でカリウム40がカルシウムに元素変換する核エネルギーで生きているという断説を発表しています。生命の神秘は。それほど深いのです。
「少食健康法」の提唱者、甲田光雄先生は「肉食半滅で八億の飢えた人々を救おう!」と訴えておられます。少食(食養ファスティング(半断食))は、あなたも人類も救うのです。スマートに言えばハーフ・ファスティング。あるいはプチ断食?若い人たちには、こんなアピールの方が入りやすいかもしれませんね。
これから蒼玄の人類の救済に果たす役割は、大変大きなものがあります。大いなる誇りと夢で、一歩一歩進んでください。
真弓定夫氏 (真弓小児科医院院長)
腹八分目(七分目)日本古来の教えです。終戦後70年あまり、この教えが忘れ去られ、飽食、とくに動物性食品の過剰摂取が国民の健康を損ね、さまざまな病気を生み出し、わが国の年間総医療費は考えられないほど高騰しています。
そうした意味から、貴社の食養ファスティング(半断食)のすすめに、心からの共感を表明します。
小橋規實男氏 (伝統美容医学開発協会 会長 )
日本古来の良質な玄米および穀類を中心とした食養ファスティング(半断食)の健康法の普及は、現代人の多くの体と心が悩んでいる人々を救いに導くことになるでしょう。
数多くの健康法の情報が洪水のごとく氾濫している中で、多くの人々が迷える子羊になってしまっているのが現状です。そんな中で食養ファスティングこそ、真実なる正しい羅針盤を備えた健康法であるものと確信しております。
このホームページの立ち上げによって、多くの人々が正しい健康法に縁する機械が与えられて、人々の健康と幸福、国家の繁栄に繋がる事を期待いたします。そして、この健康法が益々の発展を遂げられることをお祈りいたします。
大澤 博氏(岩手大学名誉教授)
著書『食事で治す心の病』にてご紹介頂きました。(下記抜粋)
『栄養士の食事で治った精神科患者』
精神疾患患者に穀物菜食の食事実験をし、みごとな成果をあげた栄養士がいた。しかし、医学会での発表は許されなかった。この話を紹介しておく。
警察官向けの月刊誌『トップジャーナル』の特集が「食べ物は人生を変える?」であった。『買ってはいけない』の著者、船瀬俊介氏が執筆した記事の中に、興味深い話があった。穀物菜食の指導団体「蒼玄」の会長、菅藤紗和子さんは、若い頃、ある精神病院の管理栄養士の仕事をしていた。当時、穀物菜食について研究を深めていたが、病院給食で出される食事があまりにもひどいことに心を痛めていた。
「食事を正しくすれば、患者さんたちの心の病も改善するのではないかしら?」
この若い栄養士は、思いきって院長に提案した。穀物菜食による食事療法を試してみた―好好爺の院長は、ニコニコと快諾してくれた。
そこで入院患者を30人ずつ二つのグループに分けた。一方には穀物菜食を与え、他方のグループには、それまでどおりの病院給食とした。その結果は…?
「穀物菜食の食事グループのほうは、全員治ったんです。」
船瀬氏は感動して声も出なかった。
「分裂病の方も、うつ病の方も全員」と菅藤さんは笑みをたたえてうなずいた。
菅藤さんは、この画期的な研究成果を医学論文にまとめた。そして精神科学会(精神神経医学会?)に文を発表しようとしたとき、「待った」がかかった。既成精神医学界からの妨害であったという。
裏を返せば、「食べ物で精神病が治ったら、精神科医は食っていけなくなる」というのがホンネの妨害だったのだろう。
それから約十年後、アメリカでも食事療法による、まったく同じ臨床実験が行われた。その結果は…?
彼女はニッコリ。「私が出した結論と、まったく同じでした。」
それからというもの、種々な病気に光を当て、意気揚々の人生への導きをされている。
若き無名の一栄養士の研究は、世界の“追試”によって立証されたのである。
以上、船瀬氏の文をそのまま紹介したが、菅藤さんの研究は、まさにノーベル賞クラスに値するものではないだろうか。こういう研究が広く知られるのを好まない勢力があるのである。
わが国でもこのような先駆的研究がなされたことは、日本人の誇りである。